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「Forza Horizon 5」レビュー


モータースポーツの祭典はメキシコへ! 最新グラフィックスで堪能する“クルマとの果てなき冒険”

 「Forza Horizon」シリーズは、ご存じの通り「Forza Motorsport」のスピンオフ作品。Turn10 Studiosが開発する本家「Forza Motorsport」シリーズは、実在するサーキットを舞台にリアルな挙動でコンマ0.01秒を競うストイックなレーシングシミュレーターなのに対し、姉妹作の「Forza Horizon」シリーズはどちらかというとリアル系カジュアル。フォトリアルなオープンワールドを舞台に誰もが運転しやすい挙動で自由気ままにドライブとレースが楽しめる。

 そんなオープンワールドレースゲームのシリーズ最新作「Forza Horizon 5」の舞台はメキシコ。これまでアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアを舞台とした過去作に続いて、今作では初のラテンアメリカが登場する。本作は前作より約1.5倍のシリーズ史上最も広大なオープンワールドとなっており、バハ・カリフォルニアやグアナフアト、テオティワカンといった実在するロケーションも盛り込みながら、砂漠にジャングル、沼地や火山など11種類の「バイオーム」でマップが構成されている。

【舞台は「メキシコ」】

 前作「Forza Horizon 4」は、Xbox One/Windows 10 PC向けに2018年10月に発売された後、2020年11月にXbox Series X|S本体に最適化された。今作「Forza Horizon 5」は元々Xbox Series X|S向けに開発されており、次世代機ならではの高精細なグラフィックスでドライブを楽しむことができる。各カーモデルの細部に至るまでの精巧な再現はもちろんのこと、空模様や遠景の描写も“実写”だとを感じさせるフォトリアルなものになっている。また、前作に引き続き季節、天候・時間の変化も実装される。

 本作の対応ハードは、ざっくりに言うとXbox Series X|S、Xbox One、Windows 10/11 PCだ。そのほか、Xbox Game Pass、Xbox Cloud Gaming、Steamにも対応している。Xbox Series Xでは4K(3,840×2,160)、Xbox Series SではFull HD(1,920×1,080)での出力が可能で、さらにXbox Series X|S版では30fpsの「クオリティモード」、60fpsの「パフォーマンスモード」での動作を選択できる。両モードでは解像度に違いはないが「パフォーマンスモード」を選択すると、鑑賞モードである「ForzaVista」のレイトレーシングが適用されなくなる。これは好みに応じて選択したいところだ。

【スペックシート】

「Forza Horizon 5」レビュー

 さて、シリーズ最新作「Forza Horizon 5」の特徴を簡単ではあるが記してみた。されど百聞は一見に如かず。「Forza Horizon 5」の最高にクールなオープニングシークエンスをご覧頂ければ、本作の進化をすぐに感じ取ることができるだろう。輸送機よりカバーカーでもある「Ford Bronco(2021)」や「Mercedes-AMG ONE(2021)」など4台のクルマが降下し、それらを操りながら舞台となるメキシコの多種多様な自然環境が眼前に現われる。ちなみに、本作のオープニングシークエンスについては別稿にて詳細を紹介しているので、こちらも参照していただきたい。

【「Forza Horizon 5」オープニング】【Forza Horizon 5 Official Initial Drive Trailer】

 ところで、オープンなワールドでレースゲームと聞いて、あなたはどんなゲームをイメージするだろうか。ハワイ・オアフ島を再現した「テストドライブ アンリミテッド」、アンダーグラウンドなストリートレースが楽しめる「ニード・フォー・スピード」、もしかしたら架空の島・クルマではあるが「グランド・セフト・オート:オンライン」といったタイトルを思い浮かべる人もいるかもしれない。

 筆者の場合はというと、今回「Forza Horizon 5」をプレイしてみて思い出されたのは中学生の頃に夢中になっていた「Midtown Madness 2(ミッドタウンマッドネス2)」だ。奇しくも同じMicrosoftのレースゲームではあるが、2000年にPC向けに発売されたレースゲームながら、実在するサンフランシスコとロンドンの街を舞台にしたオープンワールド的なマップで「チェックポイントレース」や「シティドライブ」などが楽しめたほか、すでに収録されるクルマにはインパネ(内装)視点まで搭載されていた。

「Midtown Madness 2」。3Dグラフィックスで再現されたクルマにサンフランシスコの街並み。マップにはNPCの対向車から、なんと歩行者まで登場していた

 CPUとタイムや順位を競うだけでなく、スタントカーやロンドンタクシーのドライバーになって課題をこなすモードもあれば、お気に入りのCDを再生しながら、ただただサンフランシスコの街を自由気ままに走る回ることもできるなど、このプレイスタイルの幅広さは「Forza Horizon 5」にも共通するのではないだろうか。

 とはいっても各作品にはそれぞれの魅力があり、何も「Forza Horizon」シリーズがオープンワールドレースゲームの元祖というわけではない。ただし、ロードレースやダートレースなどモータースポーツのあらゆる要素をオープンワールドに落とし込みつつ、MMORPG的なランク要素を加えゲームとしても成立させている「Forza Horizon 5」のコンテンツ量は、当該ジャンルの金字塔たるにふさわしいものがある。

ゲーム進行の基本はレースに出場して1位になること後方視点のチェイスカメラに、コクピットビューも用意

 Xboxの「Forza Horizon」シリーズは知っているけれど、オープンワールドでドライブするだけで何が楽しいの? すぐに飽きるのでは? と購入を前に心配な方もいるかもしれない。筆者も最初はそんな不安と「オープンワールドレースゲーム」という稀有なジャンルをプレイしてみたいという期待感の両方でいっぱいだった。でもひとたびプレイすれば、そんな不安はたちまち吹き飛ぶことだろう。

 本作の収録コンテンツは“無限”ともいえるコンテンツ量を誇る。広大なメキシコの大地で、自分だけの愛車に乗って自由気ままにドライブするもよし。さらに、マップ上に設けられたある地点に行けば、ロードレースやクロスカントリーレース、ダートレース、ストリートレースといった様々なレースに参加するのもよし。本作では前作の「影響ポイント」に相当する「アコレードポイント」を一定量貯めることで「Horizon アドベンチャー」のチャプターを進めることができ、クルマvs飛行機&バイクといった異種間レース、活火山や古代遺跡の探検など、舞台であるメキシコを味わい尽せる大興奮の「エクスペディション」もアンロックできる。

 10時間ほどプレイしてみて「イントロダクションも終わったし、まあこれくらいかな」と思っていると、チャプターを進めるたびにマップに表示されるレース、アクティビティもどんどん解放されていく。道路や地形がはっきりと映し出されていたマップは気づけばアイコンだらけに。これに加えて、プレーヤーオリジナルのイベントレースを作成できたり、毎月のアップデートも配信されるというのだから、果たしてどれだけの時間を掛ければ全てを遊び尽せるのだろう。本作のキャッチコピーにもある“果てなき冒険”も納得の無尽蔵なコンテンツがプレーヤーを待っている。

【収録コンテンツはもはや“無限”!?】ゲームスタート初期のマップ「Horizon アドベンチャー」のチャプターをアンロックする毎にできることはどんどん増えていく「アコレード」の画面。達成するとポイントをゲットできるほか、課題によってはクルマや服も入手できる「Horizon アドベンチャー」の画面。今作では「アコレードポイント」を一定量貯めると、好きなアドベンチャーをアンロックできる最初に選択できるエクスペディションをクリアすれば、そのエリアにフェスティバル会場が設置される。行動の幅がさらに広がっていく【多彩な自然環境】マップを構成するバイオームはCanyon(峡谷)、Tropical Coast(熱帯海岸)、Farmland(農地)、Arid Hills(乾燥丘陵地)、Jungle(ジャングル)、Living Desert(生命に満ちた砂漠)、Rocky Coast(岩石海岸)、Sand Desert(砂の砂漠)、Swamp(沼地)、Urban City of Guanajuato(グアナフアトの街)、Volcano(火山)の11種類。エリアごとに異なる特色がある目の前に迫りくる砂嵐の発生も今作の見どころ。残念ながらフリー走行中に出会うことはできなかった【スペクタクルなスペシャルレースも開催】「翼と祈り」ではクルマvs飛行機がレース繰り広げる。終盤には思わぬ乱入者も「バハ エクスペディション」ではグラン・カルデラ活火山の調査に向かう。終盤の山下りは大興奮ものだとあるアドベンチャーではトラックを操作することも!ちなみに「Forza Horizon フェスティバル」を中心としたストーリーもある。本作ではプレーヤーの分身であるキャラクターにボイスが収録されており、イベントでは会話もする。もはやRPG作品だ


13 / Jan / 2023 デジタル

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