「WRESTLE UNIVERSE」でスタートする公式アプリ(写真提供・サイバーエージェント)
IT大手の「サイバーエージェント」のプロレス事業子会社「CyberFight」は24日、プロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で公式アプリの提供を開始することを発表した。 サイバーエージェントは2016年から新しい未来のテレビ「ABEMA」を運営しており、オリジナルのニュース番組・バラエティ番組のほか、将棋や麻雀、格闘技など多彩な専門チャンネルを提供している。その中で近年のプロレスブームの再来を追い風に、2017年にDDTプロレスリングが、2020年2月にプロレスリング・ノアがサイバーエージェントグループ入りし、2020年7月にはDDTプロレスリングおよびプロレスリング・ノアとDDTフーズの3社を経営統合し「株式会社CyberFight」として興行、サービス拡充に取り組んでいる。 DDT、ノア、東京女子、ガンバレ☆プロレスをはじめとした大会映像をライブ配信、ビデオオンデマンドで提供する定額制動画サービス「WRESTLE UNIVERSE」は21年10月からブラウザ版をリニューアル提供してきたが、このほど、公式アプリを提供することになった。 アプリでは、ブラウザ版リニューアルから提供している高画質、日本語英語の二か国語同時配信のコンテンツをさらに視聴しやすくなり、新機能としてChromecastに対応。アプリで再生した映像を接続することで、大型のテレビモニターで再生することが可能になる。 また、ライブ配信の視聴予約機能では、配信開始に合わせてアプリから通知が届き、見逃すことなく視聴できる。加えて、フリックによるページ切り替え、動画再生中のダブルタップによるスキップ、全画面の切り替えなど、視聴体験が向上した。いずれも動画の視聴には会員登録が必要で会員登録はブラウザ版から行うことができる。 今回の公式アプリ提供に「WRESTLE UNIVERSE」の長沢成暁プロデューサーは「より多くの方にCyberFightのコンテンツをさらに深くお楽しみいただくため、業界最高峰の視聴体験を盛り込んだプロレス視聴アプリをお届けいたします。大画面に映した時の画質の違いは一目瞭然。ぜひ、この感動を味わっていただけましたら幸いです。これからも各団体の魂こもった試合を、「WRESTLE UNIVERSE」を通してみなさまにお届けいたします」とコメントした。
報知新聞社
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